Visual StudioでPythonが思ったより書ける件

先日Visaul Studio Communityが発表されましたね。 個人であればProfessional相当の機能が使い放題とは太っ腹です(正確には個人以外でも使えますが)。 私はVCのC++11の対応の遅さに呆れ、ここ数年VSは使わなかったのですが、MSはじまったなと思ったので久しぶりに触ってみました。しかし、C++11は相変わらずいまいちでした(テンプレートエイリアスはできるようになりましたが)。

で本題ですが、プロジェクトのウィザードを見てたらなにやらPythonの文字が

vs in python

すでに知ってる人は当たり前のようですが、Visual StudioでPythonをがっつり書けるとは個人的にはびっくりしました。 ちゃんとしたレベルで対応してます。以下スクショ。

intellisenseはもちろん、

intellisense1

デコレータが来ても認識しますし、型も予測してくれます。 下の図ではきちんとstr型のメソッドが出力されてますね。

intellisense2

デバッグもブレークポイントを張ったり、変数をごにょごにょするのも自由自在。

debug

vertualenv&pipもできる。

vertualenv2 vertualenv3

パッケージのインストール後は予測にもちゃんとでてきます。

vertualenv4


雑感

プロジェクトウィザードを見るに、DjangoだけではなくFlaskまで入ってるとはWebを意識しているようです。 MS的にはPythonでWebアプリやWebサイトを作ってもらってAzureで動かしてもらおうという魂胆なんでしょうか。 Azureって企業向けでべらぼうに高いものと思ってたのですが、 無料のコースもあるそうなので、何かネタがあればAzureでPython製のWebアプリでも作ってみようかなと思いました。 (.NETもオープンソース化されて盛り上がりそうだからC#で書くってもありかなぁ。)

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